田村正和さんの引退理由は心臓病だった?手術は成功して隠居生活を送っていた!

芸能
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田村正和さんが亡くなっていたことが公表されました。77歳だったそうです。

突然の田村正和さんの訃報に慌てたスポーツ紙が「古畑任座風呂」と誤植してしまうほどでした。

眠狂四郎シリーズや古畑任三郎シリーズ、乾いて候、子連れ狼、ニューヨーク恋物語まで幅広い演技で楽しませてくれました。

しばらくお見かけしませんでしたが、心臓の手術を受けて事実上の引退、隠居生活を送っておられたそうです。

田村正和さんは心臓の手術を受けていた

2018年の2月に放送された「眠狂四郎 The Final」の撮影の後で、田村さんは心臓の手術を受けていたそうです。

一時期はひどく痩せてしまわれて、死亡説まで流れましたが、心臓病のせいだったんですね。

「10年以上前から田村さんは、心臓に病を抱えていました。冠動脈性心疾患という、心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり、ふさがってしまう病気です。発病してからは、奥さんに心配をかけまいと大好きだったたばこもやめたそうです」(田村の知人)

「田村さんは、昨年の『眠狂四郎 The Final』を最後の出演作と決めていました。40年以上にわたって演じてきたシリーズだけに、並々ならぬ熱意で撮影に臨んでいたといいます。病いと闘いながらの撮影でしたが、かたくなに手術を拒んだと聞いています。完璧主義者で知られる田村さんは『俳優をやっている間は体にメスを入れたくない!』とかねて考えていたようです。撮影が終わったことで、ようやく手術を決断することができたのだと思います。また、ずっと心配してくれた奥さんを安心させたいという思いもあったのでしょうね」(前出・田村の知人)

引用:女性自身

40年以上も眠狂四郎を演じてきた田村正和さん。

古畑任三郎の田村さんも、パパはニュースキャスターの田村さんも素敵でしたが、やっぱり田村正和といえば時代劇で、中でも眠狂四郎はご自身も代表作と思っておられたようです。

最後の作品が「眠狂四郎 The Final」だったのは偶々ではなくて、田村正和さんの強い意思だったのかもしれません。

田村正和さんの引退

田村正和さんは、Fridayの取材に答えるかたちで引退を口にしています。

「うん……自分の中で、辞めてもいいかなと思ったんだよ。僕のことを気にかけてくれているスタッフがいてね。その人たちに今年の年賀状で『のんびりしたい。無職の日々が楽しみだ』って書いたの」

――田村さんの活躍を見られなくなるのは、ファンにとって寂しいニュースかと。

「自分としては、もう十分にやったなと。『眠狂四郎』は、20代で初めて出演して、40代、50代とやってきた。でも、2月の『The Final』では、完成前の試写を見て『これじゃダメだな』と痛感したんだ。オンエアを見る気にさえならなかった。自分にしかわからない、『これはもうアカンな』という感覚……」

――それが引退という気持ちに繋(つな)がった。

「そう。長い時間かけて感じてきたことが、あの作品でハッキリした。でも、(引退を)大っぴらに言うのは趣味じゃないから。まあ、宣言してもいいんだけどね」

――もう田村さんの姿は見られなくなる。

「残念だけど、再放送を見てください。良い作品も、悪い作品もあるけど……」

引用:Friday

なんとも田村さんらしい、あっけらかんとした引退宣言です。

そう言われてしまったらもう、引き下がるしかないですね。

美しい人だった田村正和さん

田村正和さんは、父に名優坂東妻三郎さんを持つサラブレッドで、容姿端麗なばかりでなく殺陣も美しいと多くのファンを惹きつけました。

時代劇に欠かすことの出来ない殺陣を美しく演じることの出来る俳優さんが、またひとりいなくなってしまいました。

田村正和さんの時代劇といえば眠狂四郎シリーズの円月殺法が有名ですが、乾いて候や子連れ狼を忘れられない作品として覚えている方も多いでしょう。

田村正和さんの老い支度

田村正和さんは、着々と老い支度を進めていらしたそうです。

実兄の田村高廣さんも77歳で亡くなっていますから、きっと思うところがあったのでしょう。

1988年には早々と生前墓の用意までしていたと女性自身の取材に答えています。

「僕はもう、やり切ったから『静かに死にたい』っていう感じかな」

なんとカッコいい引き際の言葉でしょう。

77歳は早すぎるとも感じますが、美しい名優だった田村正和さん、美しくカッコいいまま、ひっそりと亡くなってしまわれました。

亡くなってから一カ月以上も経ち、葬儀も済ませたあとで公表されたのも、完璧主義者として知られる田村さんの美意識による遺志だったのでしょう。

残された作品はたくさんありますから、またいつでも眠狂四郎や腕下主丞に会えることがファンにとっては慰めとなりますね。

田村正和さん、長い間ありがとうございました。

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