大坂なおみ選手が全仏オープン2回戦を棄権し、うつ病が理由だと発表しました。
では大坂なおみ選手のうつ病の原因は何でしょう?
記者会見がイヤ過ぎたから?
会見拒否を宣言したことで批判されたから?
もともとメンタルが弱いから?わがままだから?
それとも差別されたことが原因?
さっそく調べてみましょう。
大坂なおみ選手がうつ病で棄権
大坂なおみ選手は全仏オープン一回戦の勝利後、記者会見を拒否して主催者側から罰金15000ドルおよそ165万円を科されました。
二回戦は棄権すると表明し、主催者側は大阪選手の棄権を発表しました。
大坂なおみ選手は棄権の理由を2018年の全米オープン以来、長い間うつ病に悩まされてきたことと発表しました。
大坂なおみ選手のツイートの内容は?
大坂なおみ選手のツイートは、文字数制限回避のためスクショ貼り付けで公開されました。
ツイートの内容を見てみましょう。
— NaomiOsaka大坂なおみ (@naomiosaka) May 31, 2021
「数日前に投稿したときに想像もしなかった状況です。大会にとって、他の選手と私自身にとって、私が棄権することがベストだと思います」
「真実としては、2018年全米オープンから長い間うつになって、対処するのが大変でした」
「私を知っている人は私が内向的だとわかっているし、トーナメントでは私が不安を軽減させるためによくヘッドフォンをしているのに気づくでしょう」
「私はもともと人前で話すのは苦手で、世界中のメディアからインタビューされる前には大きな不安の波に襲われます」
「パリではすでに傷つきやすい気持ちと不安を感じていたので、セルフケアをして記者会見をスキップした方がいいと思いました」
大坂なおみ選手のヘッドフォン
大坂なおみ選手のヘッドフォンはたびたび話題になってきました。
おもにヘッドフォンのメーカーや色やモデル、BTS風ファッション?どんな音楽を聴いてるの?と話題でした。
大阪選手のツイートで、外部の音をキャンセルして不安を和らげるためのヘッドフォンだったことが明かされました。
大坂なおみと対戦したアザレンカのトリビア。
なおみちゃんはウォークインでヘッドホンを付けてるけど、テニス選手で最初にそれをやったのがアザレンカだった。#全米オープン pic.twitter.com/0e8j8tLVyB
— うめたけまつ@テレワーク疲れ (@take88) September 12, 2020
今更ですが、大坂なおみ選手の1回戦を観戦。まさかこんなに長くなるとは…
試合終了後にすかさずスポンサーのヘッドフォンを首にかけ、インタビューに答える大阪選手。
視聴者に不快感を与えないところが大坂選手らしいですな。 pic.twitter.com/DvQGijBhfq— カラス店長 (@karasu_co) August 29, 2019
We stand with @NaomiOsaka in support of the #BLM movement. Naomi Osaka wears #MasterDynamic x #BAPE MW65 Active Noise-Cancelling Headphones at the 2020 US Open. #BreonnaTaylor #SayHerName pic.twitter.com/Ne5lMxWCGO
— Master & Dynamic (@MasterDynamic) September 3, 2020
うつ病の原因は記者会見?
うつ病の原因のひとつは記者会見にあるようです。
大坂なおみ選手が記者会見でどんな質問を受けていたか、日本ではあまり紹介されていないので、うつ病になるような質問のされ方をしていたことは知りませんでした。
負けた試合の後で傷口に塩をするような質問や、わざと怒らせようとする質問、日本で差別を受けたと言わせようとする質問、テニスとは関係のない私生活に踏み込んだ質問がされていたそうです。
会見しない選手に罰則、というなら試合に関係ない質問にも罰金、という形にしないとバランスとれないかも。
日本で肌の色の差別を受けた、と言わせたい記者とか、恋人とのプライベートとか、テニスと全く関係ない質問が多かったよね。
失礼な質問は論外だし。#モニフラ #大坂なおみ pic.twitter.com/372BHtbh2L— 真琴 (@su17mako) May 31, 2021
「ノーコメント」と答えることは出来るのに、という意見もありますが、それが出来ないからうつになってしまったんでしょう。
ちゃんと正面から質問に答えなくてはならない、と考える生真面目さが仇となってしまいました。
朝から大坂なおみの記者会見拒否で騒いでますが、ここでサッカー本田圭佑のワンシーンを pic.twitter.com/YMSwRpKb8H
— ハッシー (@H_TKHSH) May 30, 2021
プロスポーツの選手として、メンタルの強さも求められることは確かです。
そんなことは言われなくても大坂なおみ選手自身が誰よりもいちばんわかっています。
うつは本人の心の問題で、本人にさえコントロールできないからこそ病気として扱われているんですよね。
大坂なおみ選手の一連のツイートを読むと、やり方があまりにも下手だなぁと感じますが、それが彼女のやり方で、いいとか悪いとか言っても仕方ありません。
大阪選手の周りに、不愉快な質問には華麗なスル―を決めるやり方を教えてくれる人がいなかったことが残念です。
大坂なおみ選手の会見拒否問題ですが、初期オカダ・カズチカのように弁の立つ外道のようなマネージャーを大坂選手につけるべき pic.twitter.com/MT2GvSg0yq
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) June 1, 2021
大坂なおみ選手は差別を受けていた?
テニスに限りませんが、白人選手が多いスポーツの世界ではアジア人や黒人が差別を受けてきました。
大坂なおみ選手のうつ病も、この差別が無関係ではないのかもしれません、というか原因のひとつでしょう。
こちらの連続ツイートは、日本のメディアから伝えられるよりずっと真実に近い空気を感じられる貴重なツイートです。
大坂なおみ選手の行動は、日本では批判的な声がたくさん聞こえますが、むしろ「強い賞賛と応援」を集めているそうです、よかった~。
「むしろ、大阪さんの勇気ある言動で4大大会の子供じみた行動が炙り出され、大阪さんはヒーロー」
「日本でよくある間違い④わがまま
→差別やいじめにNOを言うことが、わがまま…?」
「日本でよくある間違い⑤偉くなったから態度が変わった
→プレーで成績も残し、強固なスポンサーが付いたことで、むしろ自由に発言できるようになった。ここまで経済的にも強くならないと、NOを言えない」
「大阪さんのファンが増え・強固になった。さらに試合に出てなくても彼女の名前は、世界中のメディアに露出された。スポンサーも喜ぶ」
大阪、と間違えていらっしゃるのはご愛敬です!
三木アリッサさん、ありがとうございます!
大阪なおみさんの報道が、日本では曲がっているものが多くて…本当にうんざり。
①そもそも、一部テニス記者は白人主義で、黒人女性の彼女に意地悪な質問をする人もいた。
②それに対して、なおみさんは、メンタル不調の為、取材を拒否した。
③全仏はじめ4大大会は連盟で、解決するどころか→続
— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
「メディア取材拒否を続けると、4大大会での出場権を剥奪する可能性もある」と言う。
④4大大会に、批判殺到。
⑤大阪さん「他のプレーヤーのためにも、自分のメンタルのためにも出場辞退する」と声明文出した。
⑥大阪さんへ強い賞賛と応援。←イマココ
— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
日本でよくある間違い①プレーできないのもったいない
→プレーで稼ぐお金は5億円、スポンサーが45億円ほどと言われてて、全く痛くも痒くもない。日本でよくある間違い②スポンサーが降りるだろ。
→むしろ、大阪さんの勇気ある言動で4大大会の子供じみた行動が炙り出され、大阪さんはヒーロー。→続— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
大阪さんのファンが増え・強固になった。さらに試合に出てなくても彼女の名前は、世界中のメディアに露出された。スポンサーも喜ぶ。
日本でよくある間違い③プロなんだから、責任がある。
→これまでも彼女は差別やいじめをしてくる記者をも、プロは相手してきた。差別やいじめにNOと彼女は出した。— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
日本でよくある間違い④わがまま
→差別やいじめにNOを言うことが、わがまま…?日本でよくある間違い⑤偉くなったから態度が変わった
→プレーで成績も残し、強固なスポンサーが付いたことで、むしろ自由に発言できるようになった。ここまで経済的にも強くならないと、NOを言えない。→続— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
今経済的にも自由だから、初めて協会にNOを言えるようになったんだ。世界No1だから出来ること。
— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
ちなみに、全仏の取材は、日本メディア一部からは受けています。彼女は日本メディアへの信頼はあった証かと。
その文脈も理解せず、大阪さん叩きする日本のメディアサンたち…。。。。
— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
こんな背景があったのに、それでも貴方は、大阪なおみさんを叩きますか? #StandwithNaomi 私は彼女の勇気ある行動に感謝と敬意を示します。世界の誇りです。I’m so proud of you @naomiosaka
— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
追記
よくある間違い:大坂選手は、4大大会に締め出された
→いいえ。されてません。
①4大大会から‘警告’を受けただけで、決まってない
②むしろ4大大会に批判殺到してるため、4大大会は強行手段に出づらくなった(4大大会のスポンサーが減るため)
③大坂さんは出場辞退したため、議論が終了→続— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
辞退したため「取材しなければならない」規定から外れ、4大大会はこれ以上強気な行動ができない。
(④今後の4大大会と大坂さんの話し合いが持たれる模様か?とはいえ、今回大坂さんの動きがかなりクレバーだった為、4大大会は折れる方向が強そう)— Alissa Miky 三木アリッサ mini Godzilla (@AlissaMiky) June 1, 2021
鬱の原因はラケット破壊に対する批判?
大坂なおみ選手が鬱になった原因のひとつは、ラケットを破壊したことに対する批判だったのではないかといいます。
ラケットに八つ当たりして壊してしまうのはもちろん褒められたことではありませんが、それも言われなくても大阪選手自身が誰よりもよくわかっているはずです。
それを責められることで、なお辛く悲しくなってしまったんでしょう。
それならば最初からラケットを叩き壊したりしなければいいのに、と言うのは簡単ですが…
大坂なおみのラケット破壊が話題ですが、それではyoshikiによるドラム破壊についてのコメントをご覧ください。 pic.twitter.com/y5Dj358J28
— てんと🍷 (@tento19851010) May 12, 2021
yoshikiぐらい突き抜けてしまえばもはや誰も文句は言えないですね!
休養して元気になって戻ってきてくれることを期待しています!
大坂なおみ選手のメッセージの最後はこう締めくくられています。
「私は今、少しの間コートから離れるつもりですが、しかるべき時が来たら私はツアーと協力して選手や記者、そしてファンのために物事をより良くする方法について話し合いたいと思っています。
とにかく、皆さんが元気で安全であることを願っています。皆さんを愛しています。またお会いしましょう。」
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