肌着禁止の校則で子供の人権は?男性教師のわいせつ目的じゃないと言い切れる?

肌着禁止 学校
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体操服の下に肌着着用禁止の校則が存在することが「スッキリ」で紹介されて炎上していますね。

川崎市の小学校で、体操服には肌着の着用禁止というルールがあることが話題になると、ツイッター上では「うちの学校も!」という投稿が相次ぎ、全国に肌着禁止の人権軽視な学校があることがわかりました。

肌着禁止が、男性教師のわいせつ目的ではないと言い切れるでしょうか?

教師の性犯罪がたびたび報じられますが、肌着禁止の校則の温存などで学校がわいせつ事件の温床になっていないでしょうか?

さっそく調べてみましょう。

肌着禁止の校則はどこの小学校?

肌着禁止のブラック校則が存在すると「スッキリ」で取り上げられたのは川崎市の小学校です。

2018年の肌着メーカーによる調査によると14.4%もの小学校で肌着が禁止されていて、1、2年生に限ると19.9%もの小学校で肌着を禁止しているといいます。

どうして小学生の体操服の下に肌着を着けることを禁止しているのでしょうか?

肌着を禁止する理由

体操服の下に肌着を着けることを禁止する理由はなんでしょうか?なにか児童にとってのメリットがあるんでしょうか。

肌着を着けるなと言う合理的な理由があるなら聞きたいですよね。学校側が挙げている理由は以下の通りです。

・体を丈夫にするため
・皮膚の鍛錬のため
・衛生面を考慮するため
・風邪をひく恐れがあるため

とのことですが、肌着を着けないことが身体を丈夫にする、という根拠がわかりません。

皮膚の鍛錬のため、といいうのは乾布摩擦的な何かでしょうか?わかりませんね。

衛生面を考慮、風邪を引く恐れ、というのも肌着を着けないと改善されると考える根拠がよくわかりません。

運動後の汗で冷えることを心配しているそうですが、肌着を着けなければ汗をかいても冷えないでしょうか?そんなことはありませんね。それを心配するなら、汗をかいたらすぐに着替えらるように環境を整えてあげましょう。

体操服の下に肌着を着けるのを禁止する校則が、どういう経緯で決められたもので、なぜ令和の時代まで残されてきたのか、謎が多すぎます。

男性教師に胸の発育をチェックさせる!?

肌着を着用するには、男性教師に胸の発育をチェックさせて許可が必要とか狂気の沙汰です。

小学生の親御さんたちは驚き、危機感を持ったでしょう。該当する学校には、今ごろ猛抗議が殺到しているはずです。

しかも、校則として決まっているのではなくて、習慣として続いているだけのケースもあるとしたら、ブラック校則よりもっと悪質ですね。わいせつ目的ではないと証明することもできませんし。

男性教師のすべてが児童生徒を性愛の対象にしているとは言いませんが、女性教師であっても、児童生徒を性愛の対象としてみる教師はどこにでもいると仮定して、より安全に近い方法を考えるのがお互いの身のためですね。

学校教師の性犯罪は多いのか

学校教師の性犯罪がたびたびニュースになります。毎週あるんじゃないかというくらいです。

それもそのはずで、児童生徒に対するわいせつ行為やセクハラで懲戒免職など処分を受けた教員の数が、2019年度で273人。ニュースにならない犯罪も含めると毎週ではなくて、毎日ぐらいですね。

しかも、この数は氷山の一角であることは明らかです。学校と言う場所では、教師と児童生徒の力関係が圧倒的ですし、被害に遭ったのが小学生だと、自分が性犯罪に遭ったことを理解できないことも少なくないからです。

学校での性犯罪を防ぐ取り組みがやっと始まろうとしていますが、現状では性犯罪を犯した教師も全員が懲戒免職にはならず、停職、減給、訓告どまりで、また他の学校で教師をすることが多いので、安心できません。

自民党行政改革推進本部(本部長・棚橋泰文元科学技術相)は、学校での子供の性犯罪被害を防ぐため、教員や保育士の採用時に採用候補者の性犯罪歴を照会する制度創設に向けた議論を始めた。5月上旬をめどに、提言を取りまとめる。

~中略~

文部科学省によると2019年度、児童・生徒らへのわいせつ行為やセクハラで懲戒免職などの処分を受けた公立小中高校などの教員は273人だった。18年度に次いで過去2番目に多かった。

引用:読売新聞

教師による児童生徒に対する性犯罪がなくならないのは、物理的に児童生徒に接する機会が他の職業と比べて圧倒的に多いために犯罪の機会が多いだけではなくて、一発懲戒免職ルールがないことも影響しているでしょう。

官僚は接待を受けたら一発懲戒免職、教師は性犯罪を犯したら一発懲戒免職、とルールを改めることが出来ないのはなんででしょうね。

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