男子が制服のスカートを履く理由はジェンダーレス?LGBT関係なく選ぶスカート!

制服のスカート画像 学校
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制服のジェンダーレス化で女子にも制服のズボンを!ところで男子はスカート履いていい?

NHKで「僕がスカートをはく理由」が2021年4月18日のおはよう日本で放送されます。

番組の中で紹介されたのは、ときどき制服のスカートで登校する男子生徒です。

どうしてスカートで登校するようになったんでしょう?

さっそく調べてみましょう!

ジェンダーレス制服とは何だ?性自認関係なく男性がスカート履くとこんなにおしゃれ!

制服スカート男子はどこの学校?

制服スカート男子の久保さんが通うのは、広島県安芸太田町にある広島県立加計高校です。

(加計学園とは関係ありません!)

1学年1クラス、全校生徒100人余りの小規模校で、海外の学校との交流や短期留学にも力を入れているそうです。

全国から生徒を募集していて、全校生徒のおよそ20%は県外出身者が占める高校です。

制服スカート男子の出身地は?

スカート男子の久保さんは、国際交流が盛んなことに魅力を感じて三重県から加計高校に入学、寮生活を送っています。

加計高校の、生徒の多様性を尊重する姿勢の表れのひとつが、性別関係なく選べる制服のスカートとズボン。

全国初の取り組みかもしれません!

加計高校の工藤校長はこう語ります。

「学校のキーワードは多様性。制服もその1つです。周りと同じじゃないといけない、という環境では、安心して自分を表現できません。自分のありのままを表現でき、他人のありのままも受け入れる経験をしてほしい。多様性を尊重する先には、生徒に自信を持って自分の人生を歩んでほしいという思いがあります」

引用:NHK

そして久保さんは、制服のスカートを誕生日プレゼントとして両親から買ってもらったそうですよ!

両親はどう思ってるの?

久保さんのお母さんは、

「本人が言うとおりファッションとして受け止める気持ちもあるし、小さいときから何にでも興味を示して好奇心旺盛な子なので、へーと思って聞いていました。外国では男性がスカートをはく国もありますよね」

とインタビューに答えています。

お誕生日プレゼントにリクエストされて、両親から制服のスカートをプレゼントしています!

制服のスカートの値段は15,000円ほどだそうです。安くないですよね!

ご両親が、久保さんのことを心から信頼して、本人に任せているからできる愛情表現だなぁと思います!

男性がスカートを履くことに抵抗感を抱く人も

久保さんがスカートで登校するのは毎日ではないそうですが、スカートを履くようになったら、男性がスカートを履くことに抵抗感のある人がいることに気付いたそうです。

「自転車をこいでいて車から見る目とか、コンビニに入っているときのまわりの大人とすれ違った時の目とか、奇異な感じで見られているなと感じました」

久保さん自身は、自認する性別に違和感があるという理由ではなくて、単純にファッションとして制服のスカートも楽しみたいという理由でスカートを履いています。

むしろ、男性なのにスカートをはいているから、LGBTなんだよね?という意識が浸透すると、自由にスカートを選びにくくなると考えているそうです。

ジェンダーレス制服という呼び方に違和感があるのは、そこには必ずどちらかの性別の自認が関わって、男性ならズボン、女性ならスカートが選択される、と決めてかかっていることですよね。

女子だって制服はズボンがいいと考える人もいますし、それは単純にスカートよりズボンがはきたいだけだったりしますよ?

同じように、男子がスカートを履きたいと考えることもあるでしょうし、単純にスカート履きたいから、でいいですよね?

男らしさ、女らしさとは?

そして久保さんは、制服をきっかけにして男らしさ、女らしさの固定観念についてより深く考えるようになったと言います。

髪を伸ばしていると「どうして?」と理由を訊かれるのも、髪を伸ばすことが「男らしくない」という価値観があるからではないか、と感じているそうです。

制服のスカートをはくことが、男らしさ女らしさを考えるきっかけになったんですね!

一度も考えることなく大人になることもありますから、久保さんにとって制服のスカートは大成功でしたね!

男性のスカートはこんなにおしゃれ!

もし、男性がスカートを履くことに違和感を感じるとしたら、その理由は何でしょう。

単純に、見慣れていないから、見たことがないから、と言うだけのことかもしれません。

だとしたら、見慣れるところから始めるといいかもしれません!

まとめ

NHKのおはよう日本で紹介された制服スカート男子が通う高校は、広島県安芸太田町の広島県立加計高校です。

校長は、学校のキーワードは多様性で、表現の手段の一つとして男子の制服スカートも存在します。

久保さんは、制服のスカートをお誕生日プレゼントとして両親から買ってもらいました。

制服のスカートを履くようになったことがきっかけで、男らしさ、女らしさの固定観念について考えるようになったそうです。

そんなに肩ひじ張らずに、男性がもっとふつうにスカートを楽しめるようになるといいですね!

多様性の尊重を言うなら、学校の制服もそろそろ要らなくなりそうですね!

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