階段崩落事故と同じ施工業者が建てたアパートはどこ?他の施工業者なら安心?

階段崩落事故画像 話題
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八王子市で起きた外階段崩落事故と同じ施工業者が、他にも120棟以上のアパートを建てていたと報道されました。

業者は相模原市の則武地所ですが、該当するアパートの場所はどこでしょうか?

則武地所ではない他の業者が施工した外階段なら大丈夫でしょうか?

さっそく調べてみましょう。

八王子市の外階段崩落事故

東京都八王子市で起きた外階段崩落事故では、転落した女性が亡くなっています。

事故があったのは八王子市の賃貸アパートです。

4月17日、1階と2階をつなぐ外階段が落ち、階段を上っていた3階に住む女性が一緒に地面に転落して、5日後に亡くなってしまいました。

鉄製の外階段は、木製の踊り場と接合されていましたが、腐食によって階段が崩落したとされました。

その後、踊り場の構造が設計段階と異なっていたことがわかり、施工業者は相模原市の則武地所だったことが公表されました。

階段崩落事故の原因は?

階段崩落事故の原因は何だったんでしょうか?

外階段は風雨にさらされるので、鉄骨を使って耐久性のある施工をしなければなりません。

ところが、設計段階では鉄骨によって作られるはずだった外階段が、木材によって施工されていました。

階段と踊り場とのつなぎ目の木材は腐食し、釘も錆びているなど防水加工も不十分だった疑いがあります。

設計通りの施工ではなかったのは、価格を安く抑えるためだったのではないかと見られています。

警視庁は、木材が腐食したことによって階段が崩落した可能性が高く、施工が適切であれば死亡事故は起きなかったとみて、業務上過失致死の疑いで捜査しています。

同じ施工業者のアパートの場所はどこ?

階段崩落事故のアパートと同じ相模原市の則武地所が施工したアパートが、神奈川県内と東京都内に120棟以上あると公表されました。

国土交通省が両都県に緊急の調査を要請しました。

則武地所が2010年度以降に建てた2階建て以上の共同住宅が調査対象となり、大半は木造アパートだということです。

厚木市では対象の16棟のうち1棟で外階段の腐食が見つかり、市が管理者に対策を求めた。相模原市には計画段階のものを含め55棟あるが、4月30日までの市の調査で、ただちに崩落の恐れがある物件はなかった。八王子市でも複数の物件で腐食を疑わせる階段が見つかったが、市は調査対象の件数を含め詳細を明らかにしていない。

引用:朝日デジタル

厚木市では一棟の外階段の腐食が見つかり、対策がされるということです。

相模原市では55棟を調査の結果、ただちに崩落の恐れがある物件は見つからなかった、としています。

「ただちに崩落の恐れがある物件は見つからなかった」というのが怖いですね。危険性はゼロではないということです。

八王子市では「複数の物件で腐食を疑わせる階段が見つかったが、市は調査対象の件数を含め詳細を明らかにしていない」そうです。

どうして公表しないんでしょう?

八王子市内で外階段のあるアパートに住んでいる方は、市に問い合わせをすれば該当するかどうかはさすがに教えてもらえるでしょう。

外階段のあるアパートに住んでいたらどうすればいい?

もし、住んでいるアパートに外階段があって心配なときはどうすればいいでしょう?

そういうときのために、アパートを借りるときに不動産業者が間に入っています!

心配なら、遠慮なく仲介の不動産業者に確認をお願いしましょう!

外階段が鉄筋製なのか木製なのか、モルタルで覆われていると外から見ただけではわかりません。

完了検査を受けている建物でも安心できないことがわかったので、これから物件を探す場合は外階段の安全性は要確認ですね!

みなさまくれぐれもご安全に。

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