簗和生(やなかずお)衆院議員の家族や妻や子どもは?結婚はしている?

簗和生やなかずお衆院議員 政治経済
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「LGBTは種の保存に背く」と発言したのは簗和生(やなかずお)衆院議員だったことが特定されました。共同通信が報じました。

当初、山谷えり子氏が発言したのではないかとして物議を醸した「種の保存」発言ですが、同じ自民党の簗和生議員の発言だったことがわかり、注目を集めています。

簗和生議員の経歴や家族、結婚しているのか、子どもはいるのか種の保存はどうなっているのかなど調べてみましょう。

「種の保存に背く」発言とは

自民党内で行われた「LGBT理解増進法案」について審査する会合での簗和生衆院議員の発言。

自民党の簗和生衆院議員(42)=栃木3区=が20日の党会合で、LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をしたことが分かった。複数の出席者が21日、明らかにした。簗氏は共同通信の取材に「会議は非公開のため、内容や発言について答えるのは差し控える」とのコメントを出した。

LGBTの存在自体を否定する問題発言として批判が出るのは必至とみられる。

引用:KYODO

「会議は非公開のため、内容や発言について答えるのは差し控える」とのコメントを出したそうですが、非公開の会議の内容が流出したのでしょうか?

種の保存発言をめぐって、山谷えり子氏の発言であると誤解が広がって、山谷氏に対する批判があまりにも高まったので簗和生議員が詰め腹を切らされたのかもしれませんね。

LGBT法連合会が緊急声明

「種の保存」発言を受けて、LGBT法連合会は緊急声明を発表し、発言が「オリンピック憲章違反である」と指摘しました。

オリンピック憲章は「オリンピズムの根本原則」の第6項で、「性的指向」などの理由による「 いかなる種類の差別も受けることなく」と、こうした差別を明確に禁止している。

しかしTBSによると、5月20日に開かれた自民党の会議で「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」という発言があった。

「オリンピック・パラリンピックの開催をめざす中で、またその大会においてトランスジェンダーも含めたLGBT当事者の選手の参加も見込まれる中で、このような発言があったのだとすれば、明らかなオリンピック憲章違反であり、開催国として国際的な問題にも発展しかねないと考える」と、発言を問題視した。

引用:HUFFPOST

問題の発言があった20日の会議では「LGBT理解増進法案」の審査が行われていたはずですが、この法案の目的に「性的指向および性自認を理由とする差別は許されない」と書かれています。

東京五輪を前に成立の機運が高まっていましたが、自民党内の審査では逆に差別を助長するような発言が出ていたことが露呈しました。

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朝日新聞の報道によれば

「種の保存」発言に関する朝日新聞の報道は、KYODOよりだいぶ詳しいです。

簗和生氏の発言に対して同席者から批判の声も上がったのに、一部の議員は逆に「簗氏の発言をとがめる声が出たことを問題視」したそうです。

できれば、その発言をした議員の名前も知りたかったですね。

 会合は非公開で開かれたが、複数の出席者によると、簗和生(やなかずお)・元国土交通政務官(42)=衆院栃木3区、当選3回=は「生物学的に自然に備わっている『種の保存』にあらがってやっている感じだ」と述べた。こうした主張を口にできなくなる社会はおかしい、との趣旨の発言もあったという。

簗氏の発言中、同席者からは批判の声もあがった。だが、一部の議員は簗氏の発言をとがめる声が出たことを問題視し、「政治的に抹殺されるから言えないという状況が生まれつつある」「どんな発言をしても大丈夫な社会をつくるべきだ」などと擁護したという。

引用:朝日新聞デジタル

もちろん、どんな発言をしても大丈夫な社会であってほしいですが、例えばヘイトスピーチも含めて自由に発言してよい、というのは違います。

その一部の議員が差別発言を擁護する意味で「どんな発言をしても大丈夫な社会をつくるべきだ」と発言していらっしゃるなら、それは大間違いです。

差別発言はダメです。

簗和生議員の経歴

「種の保存」発言をした簗和生衆院議員の経歴を見てみましょう。

・昭和54年4月22日、東京都小金井市生まれ

・桐朋高等学校卒業

・慶応義塾大学商学部

・東京大学大学院経済学研究科修了

・2012年の衆議院議員総選挙で栃木3区に自民党から出馬、初当選

・2014年、再選

・2017年8月に第3次安倍第3次改造内閣で国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任

・2017年10月の衆議院議員総選挙で三選

 

政策や主張ははっきりしていて、憲法9条の改正と集団的自衛権の行使に賛成、ヘイトスピーチを法律で規制することに反対、選択的夫婦別姓制度の導入には反対。

2021年1月30日、簗ら自民党国会議員有志50人は、47都道府県議会議長のうち同党所属の約40人に、選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を郵送した。地方議員や市民団体は、地方議会の独立性を脅かす行為だとして簗らを批判した

引用:ウィキペディア

選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を郵送した、自民党の有志50人のうちの1人でした。

日本会議国会議員懇談会・神道政治連盟の両方所属

簗和生議員は、日本会議国会議員懇談会・神道政治連盟の両方に所属していることが確認できました。

山谷えり子氏も日本会議国会議員懇談会・神道政治連盟の両方所属です。

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簗和生議員の家族や妻子とデキ婚怪文書

簗和生議員はプライベートを公開していないので、家族や妻子についてはわかりませんでした。

でも、こうなると簗和生議員の個人的な種の保存はどうなっているのか気になってしまいますよね。

なおこれは余談ですが、かつて簗和生議員にはデキ婚のうわさがあったようです。

簗和生議員の家族について調べるうち、でき婚のうわさがあったと書かれたページを見つけました。

2016年9月1日号の週刊新潮です。

「渡辺善美のライバル議員に怪文書出回る〈でき婚します〉」というタイトルの記事にはこう書かれています。

「渡辺さんに勝つため、毎朝の辻立ちを欠かさない。そのストイックさが評価されています。実はその簗議員にも、ある“祝辞”が届いていたのです」

8月半ば、永田町の議員会館で怪文書が出回った。その文書は、

《簗和生(自民党)ができ婚します。議員のくせに40近くなってみっともない。相手は東京事務所の秘書の××。(中略)簗の地元は栃木の田舎で不便だろうし嫌なんだけど(中略)自民党、また弛んでるって言われちゃいますね。隠しているみたいなので、盛大にお祝いしてあげて下さい。》

引用:デイリー新潮

怪文書と言うぐらいですから、出所不明な簗和生議員デキ婚お祝いの文書です。

いったい誰が作ってばら撒いたものか分からず仕舞いだったといいます。

事実無根かと思いきや、簗議員の秘書によれば「同い年くらいの私設秘書と入籍したと聞いています。妊娠は把握していませんが、おめでたい話ですよ」とのこと。

デキ婚かどうかは全くどうでもいいんですが、簗和生衆院議員は同い年くらいの私設秘書の方と結婚していらっしゃるようですね。

簗和生議員の妻がどんな人なのか、子どもはたくさんいるのかどうか、わかりませんでしたが、種の保存と言い出すほどの方ですからね。

「種の保存」発言に対するネットの声は?

「LGBTは種の保存に背く」発言に対するネットの声を拾ってみましょう。

「生産性がない」発言は杉田水脈氏でしたね。生産性がないという言い方は、むかしパタリロがバンコランに向かって発言したのを読んだことがあるだけだったので、この発言にも心底びっくりしました。

今回の「種の保存」発言は「生産性がない」に匹敵するパワーワードだと思います。

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「種の保存に背く」発言まとめ

自民党の簗和生衆院議員が「LGBT理解増進法案」の審査が行われていた自民党内の会議中に、LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をして批判を浴びています。

発言を受けて、LGBT法連合会は緊急声明を発表し、発言が「オリンピック憲章違反である」と指摘しました。

簗和生議員の政策や主張ははっきりしていて、憲法9条の改正と集団的自衛権の行使に賛成、ヘイトスピーチを法律で規制することに反対、選択的夫婦別姓制度の導入には反対。

選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を郵送した、自民党の有志50人のうちの1人でした。

簗和生議員は、日本会議国会議員懇談会・神道政治連盟の両方に所属していることが確認できました。

最後に、2013年にニュージーランドで同性婚を認める法案が出来たときのスピーチを貼っておきます。

書き起こします。

それでも、反対なさる多くの方は常識的な方なんです。

法案が社会に何をもたらすのか、真剣に心配なさっている。

その懸念に敬意を表します。

この法案が通るとご自身の家族に何が起こるか心配なさっているのです。

だからその方々のために繰り返させてください。

この法案で我々がやろうとしていることは、愛し合う二人に、結婚という手段を、認める。

それだけです。

これが全てです。

核戦争をやろうって話じゃないんです。

農作物を全滅させるウィルスもバラ撒きません。

ただ、愛し合う二人に、結婚の手段を認めるだけです。

何か問題でしょうか。

お金もかからないのに。

なぜこの法案に反対なさるのかがわからない。

異質なものを遠ざけたいのはわかります。

いいんです。

我々みんなそんなもんですよ。

でも、反対なさる方にお約束しておきます。

決して反故にしない約束です。

「(この法案が成立しても)明日からも太陽が昇ります」

「明日からも生意気な娘さんに口ごたえされます」

「ローンの金利は上がりません」

「皮膚病やら湿疹、布団からカエルが跳び出すこともありません」

明日からもただ毎日が続くんです。

だから大ごとにするのはやめましょう。

この法案は当事者からすれば素晴らしいもの。

残りの我々からすれば昨日と同じ日々が続くだけです。

それから、届いた意見をもうひとつ紹介させてください。

「同性婚法案のせいで干ばつが起こった」

でも私のTwitterを見た方はご存じだと思います。

今朝は土砂降りだったんですよ!

雨が上がったら、大きな大きな虹、ゲイ・レインボーがかかりました。

これは何かのいい知らせではないでしょうか?

あなたが信じるなら、きっと。

締めくくりに、それでも法案を懸念される方々へ聖書からの引用を。

申命記です。

申命記はなかなか難解なのですがまぁそれはいいとして、

旧約聖書申命記1章29節

”懼(おそ)るるなかれ”

 

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