自民男性議員が妊婦体験で炎上!陣痛や出産体験もセットでいかがでしょう?

妊婦体験画像 政治経済
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自民党の男性衆院議員3人が、重さ7.3キロのジャケットを着用して妊婦体験をすると発表して、女性を中心に批判する意見が集中、炎上しています。

重さだけでわかったつもりにならないでほしい、というわけです。

陣痛や出産体験もセットでいかがでしょうか?

一方で「何が悪いのかわからない」男性もたくさんいらっしゃいます。

女性たちは何を問題視して怒っているのでしょう?

どうすればよかったんでしょうか。

さっそく調べてみましょう。

自民党男性議員が妊婦体験

自民党は、3人の男性衆議院議員が重さ7.3キロのジャケットを着用して過ごす「妊婦体験」をすることで、妊婦の大変さを社会全体で共有したい考えです。

そのまま電車通勤や街頭演説もしてみるそうですから念入りです。

掃除や買い物などの家事にも挑戦。

妊婦は掃除や買い物などの家事はしなくて済むように、じゃなくて、家事は妊婦がする前提なんですね。

自民党は6日、男性衆院議員3人が、妊娠7カ月に相当するという重さ7.3キロのジャケットを8、9両日着用し、妊婦の暮らしを体験すると発表した。妊婦が日常生活で抱える苦労への理解を深めるのが狙い。国会までの電車通勤や街頭演説のほか、掃除や買い物などの家事に挑戦する。

3人は党青年局の小倉将信、鈴木憲和、藤原崇の各氏。神奈川県の川崎修平、熊本県の橋口海平両県議も参加する。青年局学生部長の鈴木貴子衆院議員は記者会見で「妊婦の困難さを社会全体で共有することが、安心できる社会づくりの一助になる」と語った。

引用:Yahoo!ニュース

「妊婦体験」は重りだけでは足りないという声

まず、妊婦体験と言っているのに、7.3キロの重りを身につけるだけというのが女性たちを苛つかせています。

妊婦が大変なのはそこじゃないよね?ということですね。

身長差、体重差、筋肉量などで考えてみても、7.3キロという重りはいかにも軽すぎですしね。

重いだけじゃないよ。命を育ててるんだよ。歩くのも座るのも転ばないように慎重に動くし、胎動を感じる前は毎日大丈夫かなって診察の日までドキドキだし診察の時は緊張して気分が悪くなった。胎動を感じるようになったら今度は感じない時間が長いと心配になった。お腹が大きくなると息苦しくて座ってるのがしんどいし、寝る時も抱き枕なしじゃ寝られない。
たった2日で全部わかった気にはならないでほしい。
妊娠は十ヶ月あって十ヶ月の間、悪阻、体重管理、変わっていく体型、前のように動けない身体、息苦しさ、本当に色々あって、何より子供の命を預かって守る事の責任の重さが本当にしんどかった。

くだらない。
妊婦さんが大変なのは、お腹に生命を宿しそれを守りながら生活するつらさだと思うのですが、ただの重りで何が体験できるのでしょうか?

悪阻の絶望的な気持ち悪さとか、内臓圧迫される感じとか、お腹の密度MAXなのに便秘という閉塞感とか、何故か突然出てくる蕁麻疹とか肉割れの痒さとか、臨月の今にも破裂しそうな内圧とか、そういうのが辛いのよ。
しかも、自分の行動でどうにかなってしまうかもしれない命への責任と緊張。
特に死産経験している私には、9ヶ月続くこの精神的緊張は相当なものでした。
形だけ真似して、わかった気になられるのが本当に困る。

大変なのは、お腹の重さだけじゃないんです。

妊婦は命を育てているんです。

妊婦の大変さを体験したいというなら、まず最初に婦人科の診察台に乗ってほしいと個人的には思いますけどね。

「妊婦体験」は選挙前のパフォーマンスという声

何より不評なのは、選挙前のパフォーマンスでしょ?と見破られているからなんですね。

妊婦体験しているところを取材させたいからなんでしょうか、わざわざ電車通勤とか街頭演説とかすると発表してますからね。

いい宣伝になると思っているのでしょうが逆効果だったかもしれないです。

だからといって今さら取りやめることもできないでしょうから、小倉将信、鈴木憲和、藤原崇のお三方はお気の毒ですね。

どんな顔で街頭演説すればいいかわからなくなりましたね。

こういう事はやる前に発表しなくてもいいです。改善策などが見つかった時に発表して更なる改善案を妊婦さんから(過去妊婦さんだった人も含む)求めればそれでいい事です。

コロナ禍で何をしているのでしょうか。選挙へ向けたパフォーマンス見え見えです。自民だけではないのかも知れませんが、最近の国会議員はあまりにも言動が軽薄過ぎると思います。国民の命と暮らしを守る使命があるはずの国会議員が、コロナ禍の今、そのようなことをすることが適切なのかも判断がつかないのは、なんとも嘆かわしい限りです。

ただのパフォーマンス。こんなんでわかった気になってるのが腹立たしい。
妊婦を侮辱し、軽く見てる。
内蔵の中に命が宿っている中、街を歩く緊張感がわかるか?満員電車に乗る恐ろしさ。人とすれ違うのも恐怖。夜寝る時の苦しさ、悪阻、内蔵の圧迫感。栄養やストレスなどの体調管理。

妊婦体験じゃなくて何をすればよかったのか

そんなに言うなら、妊婦体験じゃなくて何をすればよかったんでしょうか?

妊婦さんの苦労は妊娠しないと解らないって。
それよりも妊婦さんの苦労が少しでも軽減できるように話し聞いて法整備する方がよっぽど良いよ。

男性の目線で見ても、それ意味ある?って疑問しかわかなかった。
肉体的な辛さだけで、妊婦さんの何がわかるというのか?絶対にわかりやしない。
妊婦さんの実情、コロナ禍においての出産、育児支援に何が必要なのか、その声を聞き、それを法案に仕立て上げる、それが仕事じゃないのか?
そんなパフォーマンスで出生率が上がるなら苦労はしない。やるべきことやれよ、と、男性目線ながらに思う。
自分も今年結婚予定。妊婦さんに優しい、子育て世代にチカラを与えられる法案を作ってください。

体験は大事だけれど実施する内容がズレている。
妊婦さんへの理解を深めたいのであれば、どういうサポートを必要しているかを聞いて一覧化し、それを試して妊婦さんに見てもらって評価してもらう方が早いと思うのだけれど。
世の妊婦さんも旦那さんに求めているものは体験ではなくサポート。
体験からどういうサポートできるかを考えるのはいいけど、男性の目線から出るサポート案は実際に妊婦さんが求めているものとズレがあるだろうから、この体験と同じく「そこじゃない」感がすごいと思う。

妊婦体験するよりも、ちゃんと妊婦さんの話をよく聞いて、必要なサポートの中で法整備で出来ることを見つけて実現する、というのが政治家の仕事ですね。

話を聞く対象は妊婦さんだけじゃなくて、パートナーや家族も含まれます。

もっとも、それをしないで来たからこんなに少子化が進んでしまったんですよね。

選挙前だからと取って付けたように「妊婦体験」を発表したから炎上してるんです。

何かやろうとしてやってくれてる、気にかけようとしてくれてることは、正直嬉しいです。でも…次元が違うんですよね妊婦生活って、重さとかそういうことではないよ(笑)

よっぽどバラエティ番組で、産む時の痛さを体験する機械をつけて、絶叫し、自分のお母さんに人生で1番感謝したと言ってくれた出川のが評価される気がします。議員みんなやれ!と思っちゃったくらい。

そうですよね。

せっかく何かやろうとしてくれているので、妊婦体験に追加で何をすればいいか提案する、というのはどうでしょう?

妊婦体験に追加でこれもお願いします

妊婦体験に追加でお願いすることは何がいいですか?

出川哲郎さんがバラエティー番組で体験したような、出産の痛みを体験する機械もいいですね~。

まぁね。。それでもやっぱり妊娠出産の大変さも、幸せさも、体験しないとわからないし、と言ってしまうと分断しかないように聞こえますが。

体験しなくても想像することは出来るんですよね。

そうそう、中にはこういう男性もいるんですよ!

そして確実に言えることは、こういう男性は間違いなくモテるということです!

モテたいとお思いの男性の方は、ぜひ想像力を働かせてくださることを期待します!

自民党の小倉将信、鈴木憲和、藤原崇のお三方も、どうぞ想像力を働かせて、妊婦がありがたいと思うようなサポートを実現してくださることを期待します!

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