「心のワクチン」瀬古利彦氏スポーツの力を語る!東京五輪開催すれば免疫力アップ?

心のワクチン スポーツ
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瀬古利彦氏がインタビューの中で「スポーツの力が、免疫力を上げる“心のワクチン”のようになればいい」と語りました。

ツイッターでは「心のワクチン」という言葉に反応してたくさんの意見が書きこまれています。

瀬古利彦氏の心のワクチン発言がどうして嫌われたのか、さっそく調べてみましょう。

瀬古利彦氏「心のワクチン」を語る

瀬古利彦氏がスポーツ報知のインタビューに答えた「瀬古利彦氏 五輪やらせてって言っちゃいけない雰囲気 モスクワの二の舞になるんじゃないか…独占インタビュー」。

そのインタビューのなかで「今まで一度もスポーツを見て元気をもらったことがない、って人はなかなかいないんじゃないか。苦難を乗り越えて勇気づけるスポーツの力が、免疫力を上げる“心のワクチン”のようになればいい」と語りました。

感染対策と、海外から数万人が集う五輪開催。両立に国民の不安が拭えないから懐疑論が根強い。そのはざまで内定選手は苦しみつつも、五輪を信じ準備する。コロナ禍でスポーツの役割、そして社会に与える力は―。

 瀬古氏「選手たちは走るのが仕事。仕事を奪われることほどつらいことはないから、許されるなら五輪をやらせてあげたいと思うよね。今まで一度もスポーツを見て元気をもらったことがない、って人はなかなかいないんじゃないか。苦難を乗り越えて勇気づけるスポーツの力が、免疫力を上げる“心のワクチン”のようになればいい」

引用:スポーツ報知

今まで一度もスポーツを見て元気をもらったことがないひとはいないんじゃないか、と瀬古さんは言っておられますが、そういう人もたくさんいるんですよね、瀬古さんには見えていないだけで。

それはスポーツ選手の言い分、そうであってほしいという願い、でしょうか。

心のワクチンはスポーツじゃなくて

心のワクチンはスポーツじゃなくて…人それぞれ。

東京五輪はモスクワ五輪の二の舞に?

瀬古利彦氏はインタビューのなかで、東京五輪はモスクワ五輪の二の舞になるんじゃないか、とも語っています。

瀬古氏「僕たちは皆、出たかった。それを政治の力、“オトナの都合”で、理不尽にね…。走って負けたら悔いは残らない。でも、走らず負けるのは悔いが残る。そして年々、悔しさは増すんですよ。だから今が一番、悔しい。二度と選手をこんな目に遭わせたくはないね」

~中略~

瀬古氏「当時は『五輪に行かせてくれ』というのは、最後の最後で柔道の山下君たちが言いに行ったけど、それまでは言ったらいけない感じだった。今も同じですよ。『五輪やらせて』って言っちゃいけない雰囲気になっている。(41年前の)“二の舞い”になるんじゃないか、って考えてしまう」

引用:スポーツ報知

モスクワ五輪ボイコットとは?

モスクワ五輪は1980年、冷戦下のソビエト連邦モスクワで開催された夏季五輪大会です。

ソ連のアフガニスタン侵攻を口実にアメリカがボイコットを決めて、日本など多くの国もボイコットした、スポーツへ政治が介入した五輪大会となりました。

マラソン選手としてモスクワ五輪に参加する予定だった瀬古利彦氏は、政治に利用されたオリンピック大会ボイコットによって、参加できませんでした。

それで、東京五輪が中止になれば、モスクワ五輪の二の舞に、と話していらっしゃるのですが、ちょっと違いますよね。

モスクワ五輪は、政治的に利用されて日本は参加しませんでした。

瀬古さんはじめ参加する予定だった選手は悔しい思いをしたでしょうが、東京五輪が中止されるとしたら政治的な利用ではありません。

東京五輪は、モスクワ五輪とは事情が大きく異なります。

選手は特別扱いされてあたりまえ?

現状、東京五輪を強行しようとするなら、それは五輪選手を特別扱いして優遇するということになってしまいます。

それではいけないと考える人たちが、東京五輪中止と言っているのだと思います。

瀬古利彦氏の「スポーツは心のワクチン」発言は、図らずもスポーツ選手自身の選民意識を浮き彫りにすることになり、波紋を広げています。

瀬古利彦氏「心のワクチン」発言まとめ

瀬古利彦氏がスポーツ報知のインタビューで「今まで一度もスポーツを見て元気をもらったことがない、って人はなかなかいないんじゃないか。苦難を乗り越えて勇気づけるスポーツの力が、免疫力を上げる“心のワクチン”のようになればいい」と語りました。

それに対して、わたしの心のワクチンはそれじゃない、とするツイートが多数投稿されました。

東京五輪が中止されそうな状況を、瀬古氏は「モスクワ五輪の二の舞」と語り、政治利用されたモスクワオリンピックと、東京五輪の状況を混同しているようです。

瀬古利彦氏の「心のワクチン」発言は、はからずも瀬古氏の本音を浮き彫りにして波紋を広げています。

 

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